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2011年7月20日 (水)

長期ボランティアの感想

 

かがめぐ(m10、11)です☆

 

今さら感ただよいますが、CFF長期ボランティアとして6月14日から28日の2週間活動を通しての私の感想などを書かせていただきたいと思います。

 

「世界中には貧困で苦しんでいる人達が何億人といるのに、今東北が困っているからといって偽善的に助けたいと言うのは、何かちょっとおかしいと私は思うんですよね」

 

就職活動中に、面接官の方からそんな風に言われたことがありました。

 

3月11日、大震災が起きた時、私は就職活動真っ最中でした。

 

報道される東北の悲惨な様子を見ては「何かしたい、現地へ向かいたい」という思いを持ちながら、やはり今すべきことを投げ出すことは出来ず、歯がゆい思いでした。

 

私が東北の為に何かしたいという想いは偽善なのだろうか?ボランティアとは、支援する側の自己満足なのだろうか?

 

行く前は少し自信がなかったけれど、実際に現地で活動させていただき、今ならはっきりと言えます。偽善なんかじゃありません。

 

東松島にはたくさんの熱い想いがとどいていました。どれも全く、偽善なんかじゃありません。

 

東北の現実を自分の目で、鼻で、体で感じたら、きっと誰もが「本気」になると私は感じました。それくらい、被害がものすごいからです。偽善なんかじゃ太刀打ちできるものではないと感じました。

 

瓦礫の山、今にも崩れそうな家、建物の基盤しか残っていない跡地、曲がった看板、流された車や船、SOSの文字…。

 

あまりの被害の大きさに正直目をそむけたくなりました。

 

実際に活動してみても、私が悲観的な性格だからという事もあるかもしれませんが、自分自身の弱さやダメなところを改めて気づかされたり、甚大な被害に対して自分が出来ることのあまりの小ささに心が折れそうになったりすることがありました。本気で被災された方々のためにと思えば思うほど「満足」とはほど遠いものでした。

 

そんな時にふと思い出すのはCFFの活動で経験したことでした。

 

私はもともと国際協力に興味があったわけではありませんでした。世界に何億人といる貧困で苦しむ人達や、戦争の中にいる人達…そういう存在を知ってはいたものの自然と「目をそむけていた」「自分には関係ない」とどこかで壁をつくっていた自分。

 

でもこの世の中で起こることはすべてつながっていて、目をそむけてはいけない。壁をつくることがそういう存在を生み出してしまう原因であるということ。

 

自分に出来ることは本当に小さいけれど、そこで諦めてしまうのではなくて、ただただ信じて小さなことでも行動を起こし続けていこう、そうすれば何かが変わる。

 

特にCFFでリーダーとして活動していた時、このようなことを何度も何時間もかけてみんなで話し合ったのをよく覚えています。

 

そんなことを思い出すと、自然と力が湧いてきたような気がします。目の前の現実をしっかり受け止めつつ、自分に出来ることをやろうと思いました。

 

自分に幻滅している暇なんてなくて、ただただ東松島の人達の為にがんばろうと思いました。

 

そして、地元の人達が被害を受けながらも必死に前に進む姿、初めて聞く東北なまりのあたたかさに本当にたくさんの力を頂きました。

 

ある時たまたまVCの隣にある避難所で暮らしているというおばあさんに話しかけられました。

 

「みんなこうやって全国から東北の為に来てくれて本当にうれしい。私は今まで70年以上生きてきたけどボランティアなんて考えたこともなかったよ。でも私もね、もし今度また同じようなことが起きたら、絶対私もボランティアに行くの!!」とキラキラ目を輝かせながらおっしゃっていました。

 

3か月も避難所生活できっと疲れ果てているだろうに、生きる強さを感じ、私はたくさんの力をもらいました。

 

このような点でも私はCFFでの経験との共通点を感じました。すべての活動は子どもたちのため。その対象である子どもたちは、私たちにたくさんの事を教えてくれるし、たくさんの力を与えてくれます。

 

普段からボランティアってなんだろう?と考えることがよくあります。まだはっきりとした答えは分からないけれど、支援する側とされる側両方が支えあいながら進んでいくことなのかなあと、ぼんやりと感じています。

 


VC内での活動は現場での活動とは違い、復興を直に感じられるものでもなければ、地元の方の笑顔に直接触れることができる訳でもありません。

 

ある時、一緒に活動しているVCの方とパソコンにデータを入力しながら、なぜか聖書の話になりました。

 

私たちが今やっていることは本当に裏方作業で地味だけど、復興に向かう力をひとつの体と考えたら絶対に欠かせないひとつの器官。どんなに見えない器官でも、存在していないと体は前に進めない。だから頑張ろう!と励ましあいながら取り組みました。

 

またまたここでも、CFFの活動を通して知った聖書の言葉が私たちに力をくれました。

 

東松島からの帰り道、まだまだ残るがれきの山や、仮設住宅を見ながら「ここで終わりにしてはいけない」と強く自分に言い聞かせました。

 

大好きな大好きな東松島の為にこれからも行動を起こし続けたい、心からそう思います。

 

そして、どんなにがんばっても決して戻ってこない2万もの命の重みはいつまでも忘れずにいたいです。

 

今回長期ボランティアという貴重な経験をさせていただいたことや、出会った人たちそして見えないところでも支えてくれているたくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

上手くまとまっていない上に、長々と失礼しました(>_<)

 

加賀屋恵(m10、11)

 

 

 

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↑VCにておいしいうどんの炊き出しをしてくださった地元の方々と☆

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