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2011年7月3日 - 2011年7月9日

2011年7月 7日 (木)

11陣のみんなの声

 

11陣に参加したメンバーの現地で感じたことをシェアしたいと思います。

 

◎ゆり(71)

 

自分は何も知らなかった。知っているつもりになっていただけだった。
今回被災地ボランティアに参加させて頂いて、そのように痛感した。
そしてもっとたくさんの人に現地の状況を知ってほしいと思った。

 

津波によって壊滅的な被害をうけた海岸沿い、あの津波の日から三カ月もたったのに、その場所は時が止まったように感じられた。
生き物の気配があまりにも感じられず、静かで異質で、住宅街に吹くはずのない海からの風が直接吹いていた。
死者が発見された場所を示す赤い旗、元の姿を思い浮かべられない程に崩れた建物、この惨状を目の当たりにした時にやっとこれが日本で実際に起きたことなんだと実感した
TV
や報道で現場の情報は知っていたはずなのにその空間に身をおいたとき、ものすごく大きな感情に横殴りされたような衝撃を受けた
情報だけ持っていてもやっぱりどこか人ごとで、そこに生きている人間がいて、町があって、暮らしがあって、そういう意識が無意識に欠落していたように思う

 

現実はテレビ映像のように断続的じゃなくて、あの日からずっと、絶えることなく一生懸命生きている人達がいる
私も含め、私の周りでは3月11日の津波は過去の出来事として確実に皆の心から薄れ始めている
原発、節電、日々のできごと。常に新しいニュースに問題はすり替わっていくけど、でもあの大震災は決して忘れてはいけないと強く思う

 

役に立てたかはわからないけれど、こんな私でも皆と力を合わせたら何かができた
ボランティアセンターには本当に多種多様な人達がいて、西日本から来た人、テントを張って長期で参加しているひと、また私達のような団体でなくとも個人で来ているひともたくさんいた
突然現地へ行っても迷惑になるだけ、とか一般のひとは参加できない、とかいろんな情報が錯綜しているけれど、実際にはボランティアの数が十分足りていて必要ないなんてことは決してなく、各住居からのヘドロのかき出しとなるともっと人手があれば猶のこと作業が早くなる。
なにかしたいけれどどうしていいのかわからないという人も、きっかけがなかったというひとも、一歩踏みだして行ってみようと言いたい。現地では絶対に必要とされているはず。

 

そしてひとりでも多くの人に日本でいま何が起きているのか、何が起こったのか自分の目で見て考えてほしいと思う
私はCFFを通じて、ボランティアを通じて、様々なひとやかけがえのない人々と出会い、貴重な体験をすることができた
ゆうママがボランティアは自己満足だと言っていたけど、私もそう思う
自分が満足することで、他の誰かをちょっとしあわせにできるかもしれないなんてすごいことだ
わたしはこれからこの感情、今回の被災地ボランティアで経験させて頂いたことをもっとたくさんのひととシェア―して、そして行動にも移していけたらと思う

 

◎ あみ(mst5.6L)
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月の第4陣に参加して「日常に戻れない」と感じて以来、
なるべく立ち止らないようにと思いながらCFFの被災地支援に関わらせてもらって、
CFFの活動軸についてや、自分にできること・すべきことなどに悩みながらも、
とにかく立ち止まりたくないということだけ、確かに思ってきました。

ですが東京でいろいろ考えていると、
被災者の方と本当に手をとりあえるのか、寄り添いきれるのか、不安にもなり、
助けを必要としている人は日本にも世界にもいっぱいいるのに、特に被災地に想いが寄ってしまう自分に疑問も覚え…

自分にできることや、被災地支援に自分が関わる意味を見出したいというか、
何か確信がほしくて、11陣に参加しました。

現地で活動をし始めると、無心になりました。東京での不安や疑問が、一時的にですが、なくなりました。

一生懸命に動いているボランティアの方々
まだまだ復興には程遠い街の様子
心から伝えてくださる「ありがとう」のことば

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陣で、これからすべきこと、ほしかった答えがはっきりと見えたというわけではないけれど、
自分の心はやっぱりここにあるんだなと、感じました。


ボラセンの方々が七夕の短冊にこめた願いと、
津波で流された写真のなかで、幸せそうに笑っている顔と。
なぜかわからないけれど、未来を見せてくれる、何か共通のものを感じた気がします。

誰かがやらなければならないことは、まだたくさんあります。
でも、現地に行くことが、正しいということではない。それは強く思います。
正しい正しくないとかではなくて、一人ひとりが動かされる方向があって、そのなかでつながって、よりよい未来に皆で向かいたいと、漠然と思います。

 

◎みえ(70)
今更だと思われるかもしれませんが、私は今回初めて被災地を訪れました。
東京で暮らしていてもメディアを通して被災地の状況が伝えられているのに、なんとなく人事でいて状況を自分のこととして考えられない自分がいました。
けれど実際に被災地に足を踏み入れて、目にした被害の状況と現地の人の話を聞く中で、本当に地震によって多くの被害があったことを今更ですが心から実感しました。
やっぱりメディアを通すとどこかちがう土地のことだと思ってしまうし、報道されてない現状も現地にはたくさんあります。
今回は個人のお宅の床下の泥掻きを手伝わせて頂いたのですが、そこに住んでいたおじさんの「(私は)家を直してまたここに住みたいんだけれど、家族はもうみんなここには住みたくないって言うんだよ」と寂しそうに言っていたのが忘れられません。
今は仮設住宅で暮らしているそうです。
現地には仮設住宅だけでなく避難所で生活している人もたくさんいます。
被害にあわれた人の気持ちは私たちなんかに分かるわけないと思っていたし今も全て理解することは無理だと思っています。
けれどどれだけ相手の気持ちになって寄り添えるかが大事なんだと思います。
困ったときはお互いさま。
私のようにまだどこかで被害を人事に思ってしまっている人がいたら、一度現地に足を運ぶことを勧めます。
私もまた被災地に行って何かお手伝いしたいと思うし、それだけじゃなくて東京に住んでいても何か自分に出来ることはないかなと常に考えたいと思います。

 

◎まっきー(71)
現地に行って少しでも力になれてよかった!
実際に現地に行って直に見るべきだと思う。

 

◎ゆか(HC6.7L)
大曲の光景が一番心に残りました。
何ヵ月たっても被災した人は
これからもずっと震災と付き合っていかなきゃいけなくて私にはそのきもちが
計り知れなくて自分にできることを
これからも考え続けていきたいと
また改めて思いました。

 

◎ゆう(65.67)の母

 

震災があってからずっと被災地にボランティアをしたいと思っていましたので、三ヶ月後ではありましたが行けてよかったです。それに力強い皆さんと一緒に出来て心強かったです。やはり被災地の現状はあまりにもむごく、どれだけの時間が必要かただただ恐ろしく悲しかったです。
本当に色んな人に見て欲しいし皆て考え解決しなければならないと思いました。また機会がありましたら参加したいと思います。

 

 

 

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2011年7月 6日 (水)

ボランティアセンター紹介

6月14日から27日までCFF長期ボランティアとして東松島市災害ボランティアセンター本部での活動をさせていただきました、かがめぐ(m10、11)です。

 

活動報告としてまずは、2週間活動させていただいた東松島市ボランティアセンターについて紹介させていただきたいと思います。

(今までの報告と重複する部分もあるかもしれませんがご了承ください)

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↑これが東松島市ボランティアセンター本部です。(たまたま看板が斜めになってしまっているのが残念です。笑)

 

東松島市は仙台市から車で1時間弱

VCは最寄り駅の矢本から徒歩15分ほどの、コミュニティパーク内にあります。

VCは市の社会福祉協議会が母体となって運営されているそうです。

 

ここ本部テントでは個人で来てくださるボランティアさんの受付をしています。

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↑これは、本部テント隣の様子です。泥だしボランティアさんの中にはこのようにテント生活や、車中泊で毎日活動している方々がたくさんいらっしゃいました。

私は実際訪れるまでこのことを知らなかったので正直驚きました。

本部スタッフ達は地域の集会所などが宿泊所として用意していただき、そこで寝泊りをしています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

◆1日のながれ◆

テントでは、まず活動されるボランティアさんの受付を行います。

午前の部は8時半から、午後の部は12時半からです。

ボランティアをする際には必ず「ボランティア保険」に加入することが義務付けられています。

基本的には現地に来る前にそれぞれ加入してくることになっていますが、未加入の人には受付の際に加入してもらいます。

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↑こちらはボランティア2回目以降の方の受付です。

名前、生年月日、連絡先、さらに奥にある付箋に名前を記入していただきます。

付箋はこの後、活動案件に合わせてボランティアさんを振り分けていくのに使用します。

ガムテープは名札に使います。

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↑これは次に行われる「マッチング」の様子です。

ホワイトボードにあるのが、その日依頼者さんとアポイントを取った活動案件の内容などが書かれている用紙です。

そこに受付で書いてもらった付箋を、活動に必要な人数を考えながら貼っていきます。

私が活動させていただいた6月中旬頃の活動内容は個人宅の床下や庭の泥だしが多かったです。

中には仮設住宅への引っ越しの手伝いの案件もありました。

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↑受付を済ませたボランティアさんたちが待機中です。

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↑出発前のオリエンテーションの様子です。

マッチングされたボランティアさんは名前を呼ばれ、集合します。

オリエンテーションでは班のリーダーを1人決め、その後案件の説明、注意事項などがVCスタッフから伝えられます。(黄色いビブスを着用しているのがスタッフです)

 

特に強く伝えられるのが熱中症対策についてです。多い日には10人ほどが熱中症にかかってしまうこともありました。

命の危険はもちろんですが、熱中症が多く出てしまうとVCが活動できなくなってしまう恐れもあります。そして依頼者さんには悲しい思いをさせてしまいます。

 

VCテントには全国から救援物資としていただいたお水やカップラーメン、コーヒー、塩飴などがあり、個人のボランティアさんにも無料で配布しています。

段ボールで山のように届く救援物資の量に驚きました。全国から多くの人達の力が集まってVCが運営されている事を感じました。

 

 

現場に持っていく一輪車やスコップ、そしてヘドロなどを詰める土のう袋等、数を確認し資材置き場から集め、車に乗せていよいよ現場に出発です!

送迎の車はVCで用意している車の他に、個人ボランティアさんで協力していただける方のものを使用します。

 

現場での作業は2時間ほどになります。熱中症対策の為に20分ごとに10分の休憩をとるというようなペースで行われます。

服装は傷から守るために長袖長ズボンが基本です。またヘドロから出る有害物質があるため、防塵マスクを着用します。

オリエンテーションの写真でスタッフが着用しているようなものがおすすめです。

私が現場で活動した際、油断してマスクをせずに活動していたところ、喉が痛くなりとても後悔しました。

 

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↑現場での活動の様子です。

床下に溜まっているヘドロを取り除く作業を行っています。

床板をはがすのは専門の職人さんたちの手によって行われます。その後スコップを使ってヘドロを土のう袋に詰めていきます。

 

活動する際は必ず家主さんやその代理の方に同席していただきます。休憩時間などには依頼者さんから津波が来た時の話などをうかがうことが出来ました。

 

活動場所で写真を撮る際は必ず、依頼者さんの許可をとるべきだと感じました。聞くところによると、中には観光地に来たかのようにバシャバシャと勝手に撮影していくボランティアさんもいるようでした。あくまでも個人の方の生活スペースであることを忘れてはいけないと思いました。

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↑乾いてひび割れているものがヘドロです。

 

作業終了後は、作業が「完了」か「継続」かの判断をし、使用した資材を集め、依頼者さんに挨拶を済ませVCに戻ります。

2時間という作業時間は短く聞こえるかもしれませんが、実際に活動してみるとかなりの体力を消耗します。しかし、依頼者さんの笑顔や感謝の言葉に直接触れることができ、疲れはふきとんでいきました!

また、一緒に活動するボランティアさんたちとの出会いも大きな喜びでした。

 

VC到着後、汚れた資材を洗って資材置き場に戻し、リーダーさんには活動報告をしていただき、終了です。おつかれさまでした!

午後も活動する場合はまた受付を済ませ、同じような流れで活動していくという形です。

 

VCスタッフは毎日最後に全体mtgを行います。

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mtgでは班ごとにその日の活動報告をします。また、これからに向けて共有すべきことや個人の意見があれば発表していきます。

19時前にはすべての活動が終了します。今度こそ、本当におつかれさまでした!

 

 

◆VCスタッフの仕事◆

VCスタッフはそれぞれ班分けがされており、担当の業務を行います。

【ニーズ受付班】

依頼者さんからの依頼を受け付ける係です。依頼方法は主に電話が多いです。

 

【団体調整班】

団体バスツアーや、会社や、学校など団体で活動をされる方の申し込みを事前に受け付け、その後連絡担当となる係です。

 

【マッチング班】

依頼の中からその日活動する案件を決め、依頼者さんとアポイントを取る係です。また、案件に合わせてボランティアさんを振り分けていく係です。

CFFスタッフのたけしや、ゆきが活動中です。

 

【資材・送迎班】

現場での活動に使用する資材を管理する係です。また、現場へ向かう際のドライバーも担当します。

 

【データ入力班】

活動するボランティアさんの個人情報を管理する係です。個人情報はボランティア保険に加入するのに特に必要になります。受付の補助も行います。

CFF長期ボランティアの際にゆき、さーや、そして私が担当しました。

 

【サテライト】

VCは本部のほかに、2~4のサテライトがあります。その運営を担当する係です。

本部と同じような活動を少人数で行うため活動内容はハードなようです。みなさん真っ黒に日焼けしながら、大変だけどやりがいがある!とおっしゃっていました。

サテライトでは主に団体でいらっしゃる方々が活動します。

作業内容は側溝にヘドロがたまり、機能を果たせていないところの泥だしが多いようでした。

 

◆VCスタッフのみなさん◆

VCスタッフの40人前後の皆さんは、北海道から沖縄まで全国から集まり、年齢・職業も様々でした。関東、特に東京の人は意外にも少ないように思いました。

休職中の30代の方が一番多かったように感じます。震災によって仕事を失ってしまった地元の方や、社会福祉協議会の方々の中には、被災された方も多くいらっしゃいました。

 

活動期間もそれぞれで、短い人は1週間弱、長い人は3月の立ち上げ当初から携わっているそうです。私がいた2週間でも本当に人の入れ替わりが激しく、ほぼ毎日誰かが新しく来て、誰かが帰っていくという感じでした。

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とても長くなってしまいましたが、私からのボランティアセンター紹介は以上です☆

少しでも様子が伝わったらうれしいです。読んでいただき本当にありがとうございました。

 

かがめぐ(m10、11)

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2011年7月 4日 (月)

報告会を開催します

 

CFFの被災地支援担当職員として426日から東松島市で活動を
開始しました。そして630日まで災害ボランティアセンターで地元の人たち、
全国から集まったボランティアの人たちと共に2ヶ月を走り抜けてきました。

 

この2ヶ月東松島/被災地で見てきたもの、感じてきたこと、
地元の人たちの声、その思い、震災から4ヶ月が経とうとしている
被災地の現状。そしてCFF被災地支援活動、現地に向かった
人たちの思い。こうしたものを伝えるべく

 

710日にCFF被災地支援活動報告会第二弾を開催します。

 

また報告会後、日々変わっている被災地の状況
に対してこれからのCFFになにができるのか?どう活動をして
いくべきか?みんなで話せるようミーティングも開催します。
興味のある人は合わせてご参加ください。

 

実際に被災地に行き活動をしてきた学生たちも報告会に参加して、
それぞれがいま心にあるものを伝えてくれます。

 

また僕の後任として現在東松島で奔走している長友由貴
も帰って来て、最新の被災地情報を伝えてくれますよ!

 

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CFF被災地支援活動報告会&被災地支援活動ミーティング】

 

●とき
7月10日(日)
第一部 16:00~17:30報告会
第二部 17:30~19:00ミーティング
第三部 19:30~懇親会(予定)
*報告会のみ、ミーティングのみ 、懇親会のみの参加も可能です。

 

●ところ
JICA地球ひろば(広尾)

 

●参加費
500
円(会員:300円)

 

●参加申し込み・問い合わせ
 CFF事務局・鈴木沙彩nama_saya_saaaaya.u-x-u@ezweb.ne.jpまで
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震災からまもなく4ヶ月が過ぎようとしています。東松島市には
たくさんの支援が集まり、災害ボランティアセンターに訪れる人は
一日最大で1100人を超える日がもありました。そうやって
確かに一歩一歩復興に向かって進んでいます。
これからCFFになにができるのか?

 

そして今回の大震災を僕らはどう受け止め、生きていくべきなのか。
そんなことを考えられる時間になったらと思います。
是非みなさんご参加ください。

 

 

 

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